高齢出産コラム
子供がだんだん大きくなるにつれて、口数も増え、性格もだんだんはっきりしてくると
親としての対応も乳幼児のときとは違った難しさが出てきますよね。
私が考え方に共感している小学校教師のコメントで
心に響くものがありましたのでそのまま紹介します。
(以下内容)
「人に迷惑だけはかけるな」と口を酸っぱくして言ってきたのに・・・
どこに出しても恥ずかしくない子にしようと、一生懸命しつけてきたのに・・・
でも、その結果は望んでいたものと全く反対になってしまった・・・
あれほど毎日言ってきたのに・・・
そういう親たちの声をたくさん聞くうちに、
私はそこに相関関係があることに気がつきました。
「人に迷惑をかけない子」や「どこに出しても恥ずかしくない子」
にしようという思いが強くなるほど、
その結果が反対になっていることに気がついたのです。
そして、その理由もすぐ思い当たりました。
つまり、この場合は、次のような言い方が多くなるのです。
「散らかしてはいけません。片づけなさい」
「のろのろしていないで。早くやりなさい」
「騒いではいけません。静かにしていなさい」
「みっともないことをしないで。行儀よくしていなさい」
「恥ずかしいことをしてはいけません。大人しくしていなさい」
「弟をいじめないで。お兄ちゃんらしくしなさい」
「字が雑ではいけません。字を丁寧に書きなさい」
「わがままを言わないで。我慢しなさい」
「甘えてはいけません。自分でなんでもやりなさい」
「そんなことしてると、人に迷惑だよ」
「そんなふうだと、恥ずかしいでしょ」
このように、「○○してはいけない」「○○でなければいけない」「○○しなさい」
などの言葉が多くなるのです。
そこにあるのは、その子の短所や欠点に注目してそれを直すという発想です。
その子のいいところに注目してそれを伸ばすどいう発想は、
これっぽっちもありません。
この場合、親は、子どもを今のうちに直してやろういう強い思いで臨みます。
するとどうなるか。
ガミガミ叱ることが多くなり、
子どものいい面を見られなくなります。
それでも効果は出ないので、
さらにひどい言葉や人格を否定するような言葉をぶつけるようになります。
子どもはいい自己イメージが持てなくなり、
自分はダメな子だと思い始めます。
親に愛されていない、受け入れられていないと感じるようになり、
そのストレスを他のところにぶつけます。
親の言うことも聞かなくなります。
このような子育ては、減点主義の子育てであり、
マイナス思考の子育てです。
子どものありのままを受け入れない子育てであり、
目の前の子どもを否定する子育てです。
「あなたは今のあなたではいけない」と言っているのと同じです。
「今のあなたは受け入れられない」と言っているのと同じです。
(以上)
私は高齢出産での子育てのせいか、
自分自身の人生と子育てという自分の二つの生き方を
結構冷静に見ることが出来ます。
私の子育てのテーマは「子育てを通して豊かな人生を」です。
子供が自ら育つことを見守り、
先輩として助言するというスタンスを自分自身に課すということが子育てであり、
必然的にそういう自分を作れるチャンスが
「子育て」であるということを痛感したコメントでした。
「子育て」ということ意外に、
これほど自分を変えるということを実践することは他では不可能でしょうね。




